エロ漫画雑誌の投稿欄に採用されるコツ

1 はじめに

今日は、成年雑誌、いわゆるエロ漫画雑誌の読者アンケートの投稿に採用されるコツについて書きたいと思います。私の採用率は3回送ったら1回。うまく行ったら2回は採用される感じです。

 

とはいえ、フォロワーからしたら需要ゼロの話なので個人的なメモのような感じで書き連ねたいと思います。

あとは、まあこんな世界もあるんだな的な感じで読んでもらえると幸いです。

 

2 アンケートとは

そもそも私はアンケートをかなり昔から投稿していました。

アンケートは簡単で快楽天の場合は好きな作品3つ、良くなかった作品3つを選ぶだけです。

で、その理由を書く欄があるので、そこに感想を書くことになります。雑誌に掲載されるのはこの感想欄(良いと思った理由欄)です。

↑こんな感じ

 

ちなみに、感想の記入うぜーと思ったら感想欄をすっ飛ばすことも可能なので、それを飛ばせば3分で終わります。逆に、感想をそれなりに真面目に書けばアンケートに答えるのに30分から1時間くらいはかかることになります。

 

私がアンケートの常連?になる前は、感想欄には

・絵が上手い、綺麗

・キャラがかわいい

・〇〇先生のxxモノ(ジャンル等)が好き

などと端的に記入していましたが、採用率はゼロでした。

 

別に採用なぞされなくてもいいのですが、ある日、Twitter(旧X)を見てると、「編集部や作者は読者の感想を待っている」とかTwitterで作者に感想を送ると作者は小躍りして喜びます」とかいうツイートをよく見かけるようになりました。

 

編集部や作家は感想を求めてる。そう確信した私は編集部や作家が感想を求める理由について考えてみることにしました。

 

3 感想を求める目的

1 編集部サイド

編集部としては読者がわざわざ送ってくれる感想は相当ありがたく、また重視してると思いました。

読者がそれなりに時間をかけて送る感想はSNSなどに流れるカジュアルな感想とはまた質の違ったものになります。

また、どの作家の、何のジャンルで、どんなシチュエーションが良かったのか分かれば、今後の誌面作りの参考になるし、作家との打ち合わせや要望を伝える際にもこういう意見があると主張しやすくなります。

 

2 作家サイド

作家にとっては自分の描いたものが伝わってるのか、またどう思われてるのか知る機会になります。

Twitterで送る「サイコーでした」とか「良かったです」等も作家に簡単に想いを伝えられるツールとしては十分ですが、やはり詳しいアンケート内容が欲しいと思います。

 

ここまでの考えに至り、ということは上記のことに意を払った感想を送れば採用されるのでは?と仮説を立てました。

 

3 コツ

前述しましたが、編集部は、どの作家の、何のジャンルで、どんなシチュエーションが良かったのか。

その中でもとりわけ「どんなシチュエーションが良かったのか」を知りたいはずです。

 

いきなり、話は変わりますが、私は長年大学院にいてそこで野菜ソムリエ士になるための勉強をしていました。

試験科目の論文では「事実を摘示して評価しろ!」BMW教授や先輩の詐術士に言われました。

例えば刑法の殺人の実行行為性の認定で

 

①甲は、ナイフを利き手に持ち替えてAの首目掛けて刺した。②ナイフはそれ自体殺傷力の高い凶器であり、それを人体の枢要部である首に刺すことは殺人という結果の現実的危険性を有する行為であり殺人の実行行為があるといえる。

 

①が事実の摘示で、②が①の行為を評価です。

 

これがそのまま使えるんじゃないかと思いました。

 

よって、アンケートの感想欄には、事実を摘示して、評価を加えれば良いと思いました。

 

もう一度書きます。

 

事実を摘示して、評価を加えれば良い

 

これだけです。

 

これをエロ漫画風に具体化すると

1 良いと思ったシチュエーションやプレイをあげる(事実の摘示)

2 なぜそれがいいのか理由を述べ誉める(評価)

です。

 

これが全てだと思いました。

 

編集部も文筆を扱う職業である以上、読みやすい文章は歓迎されるはずですし、なぜ良いのかまで書かれていたらつい採用したくなると思ったからです。

 

上記の方法を実行した結果、採用率は飛躍的に上がりました。バックナンバーでも買って私の感想を見てみてください。全部事実を摘示して評価してるはずです。

 

4 さいごに

ここまでつらつらと採用されるテクニックについて書きましたが、アンケートを送る一番の理由は、商業作家を応援したいからです。

安い原稿料で、場合によってはボツくらいまくるのに仕事を請け負って誌面を彩ってくれる商業作家にはリスペクトしかないです正直。

 

ちなみに、快楽天の場合は送った感想は肯定的なものはどんなものでも作家の手に渡っているみたいです(Twitterで感想をいただきました〜というツイートを見かけます)

 

これからも時間を見つけてはチマチマと感想を送り続けたいと思います。