読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

3月のライオン前編

表題通り、3月のライオン前編を観てきたので僕なりに感想を述べたいと思います。

徐々にネタバレになっていくので、「これ以上は」って思う方はそこで読むのをやめれば致命傷にならないと思います。まずはキャスト評から。

桐山零(神木隆之介

完璧に桐山君になってました。前編のハイライトと思われるシーンの芝居も良かったです。

川本あかり(倉科カナ

あかりおねいちゃん役に倉科さんを当てることには当初は反対だったんですけど、あかりおねいちゃんのホワッとした感じが思いっきり出ててすごく癒されました。最高。

川本ひなた (清原果耶)

清原果耶さんって、「あさが来た」のふゆ役の人だったんですね。めっちゃヒナちゃんっぽかったです。若いのに芝居が上手い。元気な感じもグッド^_^

川本モモ(新津ちせ)

モモちゃんは天使。新海誠監督の娘さんなんですね!!

幸田柾近(豊川悦司

トヨエツ渋すぎでビビりました。原作よりもかなり渋めです。

幸田香子(有村架純

はいきました。問題の香子ですよね。

香子はね、刃物のような鋭さと、繊細さが同居してるような芝居や雰囲気が求められてるとおもうんです。おそらく一番難しい役どころでしょう。

有村さんは「がんばってた」とは思います。なぜなら、「じゃあ誰が適役や」と言われたら誰も思い浮かばないからです。

香子って、3月のライオンの物語の中では、一番虚構の度合いが強いキャラクターだと思います(みんな虚構のキャラクターですけど…)。

その中で、有村さんはできるだけ雰囲気を出そうとしてるのが見て取れました。

(香子が桐山くんの家で着替えるシーンがあって、ちょっとしたサービスカットがありました、へへ)

島田開(佐々木蔵之介

島田さんそのまんまでビビりました。

二階堂晴信(染谷将太

熱血的な側面が出過ぎなきらいはあります。二階堂の持つ繊細さや優しさがイマイチなのは脚本によるところもあると思います。

林田高志(高橋一生

キャラ的には原作とまったくちがうと思いました。しかし、教師役の高橋一生をスクリーンで観たいとは思いませんか?桐山くんを想う優しがよく出てました。

後藤政宗伊藤英明

こわすぎ。ヤクザみたいな雰囲気でてました。合ってると思います。

続いて本編の方に入ります。

ちなみに客層は若い人だけでなく、おじさんおばさんも多かったです。広い客層でした。

結論から言うと、面白かったです。

ただ、印象としては、「重厚、地に足がついた」と言った作りで、この部分は3月のライオンに何を求めるかで、評価が変わると思います。

「重厚、地に足がついた」というなら、良いんじゃないかというかも知れません。

具体的には「軽快さ、ポップさ」がほとんどないです。

原作やアニメを知ってる人ならわかると思うんですが、羽海野チカ先生特有のキラキラ、ほわほわとした雰囲気は出てこないです。

漫画やアニメ特有の川本家のドタバタであっても、例外ではなく、抑えめに進行していきます。

なんでそうなるのかというと、あの手の演出は実写でやってしまうと、一歩間違えば薄ら寒いものになってしまうことから、そこは抑えめに行こうということなのだと思いました。

ただ、僕は、川本家や学校での先生の優しさ等の非日常的な演出があればあるほど、桐山くんの心の闇が際立つと思ってましたので、その辺りをバサっといってしまっていいのかよ、とは思いました。

桐山くんの抱えてる闇をどう捉えるかで、この辺りは変わると思いました。現に一緒に行った人は、「分かりやすくて良かった」と言っていたので、あくまで僕の主観ということで。

将棋の描写はしっかりしてて、長い時間をかけてしっかり描いてます。

あと、原作はいろんな人物に焦点を当てて進行していくいわゆる群像劇的なところがありますが、映画は主に桐山くん視点で進みます。これは映画という時間の制約があるので仕方はないかと思います。

あと、これもしょうがないのかもしれませんが、時間の経過が分かりにくかったです。

物語は5月あたりから始まって、酔いつぶれたところをあかりさんに救われて、そっから川本家と懇意になるまでテンポよくすすみ、気がついたらお盆になってるので。

原作を読んでいたら問題ないのですが…

全体的には、前述した通り、地に足がついた作りで、現実の世界に3月のライオンがあったら、このようになるだろうという作りでした。

その意味では、原作を全く知らなくても理解できるドラマだと思います。

しかも、ここで終わるのかよーー!というところで終わり、後編に続くので、続きが見たくなる作りでした。

物語のテーマとしては、

前編は「戦い」、後編は「愛」らしいです。

確かに前編は「熱い」展開が多いです。

後編は…まあ、後編でやるであろう、あのエピソードとあのエピソードからいえばそうでしょうな。たぶん後編の方が泣けるような気がしますね…。

色々言いましたけど、3月のライオンが好きな方にはすごくおすすめできる映画です。

僕は前後編の前売り券を買ったので後編も観に行きまーーしゅ!!!!

次回予告

ひるね姫」を観たよの巻

※何があったら追記します