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書評その1

年末年始にヒョロワーの方々から紹介してもらった本があったのですが近所の本屋では悉く欠品していたので、その代わりに前から気になっていた本を買ってきました。 これです。

 

 

 桜庭一樹先生の「砂糖菓子の弾丸は打ち抜けない」というタイトルの本です。

 

まず、この本は最初は富士見ミステリー文庫というラノベのレーベルから出されてたみたいなんですが、紆余曲折を経て角川文庫から出るようになりました。今出回っているのは角川文庫のです多分。  

 

読んだ後になぜ角川文庫からなのかがわかった気がしました。

詳しくは言えませんが、全然ラノベっぽくないですねこれ。あとがきで作者も言及してます。

なぜラノベっぽくないのかはみなさんが読んで感じてみてください。

 

この物語は、13歳という大人になろうとしてもなれない年齢のふたりの女の子に焦点をあてた話です。

ストーリー的には、普段からたくさん本を読んでる人は読み進めるにしたがって、ははあそういうことか、とオチやらギミックがわかってしまうものです。

しかし、それでも最後まで読ませる筆力があると思います。そして、読んだ後は不思議な読後感に包まれます。

 

どれだけ強い意志があろうとも、自分ひとりでは生きていけない彼女たちが最後に見るものはなんなんでしょうか。こたえは皆さん自身で確かめてください。薄いので1日で読めますから。